カドロン / EMPI / SOLEX 44 EIS デュアルキャブレター・デュアルポート

ビッグボアKIT:MAHLE/フォージ(鍛造) 90.5mm x 69mm:1775cc
ハイカム:C-35(LIFT 0.381inch / DURATION 285°)
上記内容によるマッチング

カドロンキャブ解体アウターベンチューリ考察エアークリーナー&ファンネルシンクロナイザー

エアージェットの怪

エアージェット破損

キャブを掃除していた際 エアーガンで汚れを飛ばしていて 何の気なしに エアージェットに吹き込んでしまった
そこから調子を崩し 原因がわからず 中古のキャブを買って研究した
おおよそ全バラシをしてみて エアージェットを無理やりはずし ようやく原因判明
エアージェットが キャブ内でバラバラになっていました。

 

ジェットの頭・パイプ部・エンドキャップがバラバラになっていました
本来圧入されて一体になってます 

写真では わかりづらいですが パイプ部にクラックが入っています

最初から? 今更どうでも良い事です。


中古で買った方と交換して 調子を戻しました

このジェット本体自体もキャブに圧入されている為
簡単に抜く事が出来ません

ほんとに厄介なパーツです。

エアージェットの怪

低速域から高速域まで全てに関わるエアージェットが カドロンSOLEXキャブにおいてのみ
#150の固定で 他のキャブではない事です。
情報を集めてみました。
「メインジェットとエアージェットの番手の違いには、目安がある」 という ご意見が見受けられる
その話を考慮すると おおよそKadronSolexのメインジェットが#80~#100ぐらいになる
それは おかしい!
しかしながら エアージェットが日本で流通してるものかどうか?
あるとしたら 番手が揃うのか?
エアージェットの必要性は・・・
空燃比を考え セッティングを出す時 同じ空燃比でも混合気の量はどうでしょう
エンジンの排気量が違えば 混合気の量を変えるのは当然です

私の調べた結果  国内流通は無いようです
海外には ありましたが番手は無い様で キリで穴を調整している様です
この手法は以前に「アクアガラージュ」に教えて頂いていたのでチャレンジ項目には入っていたのですが
純正に沿った圧入式なので 都度 強引に抜き 圧入 となると 圧入部の傷みも気になるし 一発で決める自身も無い

交換が安易で番手が選べる・・・・?!
当たり前を 当たり前に考える!

今後の大きな課題になりました

エアージェット改良  エアージェット販売に関しましてはメールにてお問合せください

KadronSolexユーザーの皆さんは 今の状況に納得しているのだろうか?
ジェットのセッテイングがWEBERより簡単で安価というところは魅力です
しかし 致命的な不具合があると考えます
エアージェット#150の固定で アイドルジェット・メインジェットを合せざるを得ない と言う事です
自分のキャブで 検証してみました

①Kadron購入当初
 MJ 135 / IJ 45 /AJ 150(圧入式)
 割と良く走りました
 しかしながら 1776ccの排気量からして何か物足りないなさを感じておりました
 吹け・回転数の頭打ちの速さ  低速のピーキーな感じ

AGと知り合いデスビを123tuneに変更 
 123tune導入で進角を自分でプログラミング出来る様になり 更に走りやすくなり 排気音も硬めのしっかりした音を  奏でる様になりました
※123tune導入に伴い AGパッケージへとトータルに見直しました(123tuneは精密機器扱いです) 
 イグニッションコイル(閉磁式)
 プラグコード(永井電子スタンダードシリコンコード)
 スタンダードプラグ

Boschには戻る事の出来ない逸品です
 この時 ジェットはそのままの番手です

AGとアウターベンチューリを考察する
 40-28では小さいとの判断  40-32に変更する
 アウターベンチューリ交換に伴い 吸気量が変化 以前のジェット番手では不調になる
 MJ 145 / IJ 50 /AJ 150(圧入式) 加速ポンプMAX に変更 
 どのように調整しても中速域の一瞬の谷が解消されない
 「原因は#150のエアージェットにある」 
 
 AGもZEALも同意見  だがKadronSolexには交換パーツが存在しない
 これが以前聞いた「カドロンだと排気量に限界があるよ」の答えだと思われる
 おおよそ1600ccくらいまでなら カバーできるのかも知れませんが 1776ccのZEALとしては
 納得がいかない

④アウターベンチューリ交換時エアージェット破損
 OH時 エアージェxトが破損 良くある話らしいが エマルジョンチューブにクラックが入っていた為、交換と研究の為
 もう1SETKadronSolexを中古で購入  全てバラしてみました
 わかった事は
   AJは引き抜いて圧入する度に痛んでいく事(AJの穴をドリルで拡大予定 取りやめ)
   3ピース構造なのでバラバラになり易い事
   国内流通していない部品(加工の度に1SETキャブを買うのはいかがなものか?)

   この点を留意して 「無ければ作る」 事になりました

⑤試作品

 
どの様に交換させるのか?
 他のSolex製品 WEBER OER等のように ネジ式が良いのであろうと考えます
 現物から図面をおこし 試作品を発注
 AJの圧入穴はφ8㎜程 です
 であれば 9.0㎜のタップをたてる事が出来ます
 樹脂で安価に試作品を作り 合致する事を確認

⑥パーツ発注
 試作品でOKを出せるので いよいよ真鍮製を発注
 他のキャブに習い MJから考えると #180・#190#・#200を作る事としました
 決して 安価なものでは無いので 番手は慎重です

⑦パーツUP


 付属のエアージェットは 3ピース構造 ですが 製作品は 2ピース構造とし ロウ溶接 で破壊の起こらない様 に製作 しました
 組んだ物は キャブを組んでからも どこも触ることなく 上から交換できます

⑧実走
 エアージェットが大きくなったので アウターベンチューリ交換時からくずれたバランスが再び良くなり
 悩まされていたされ一瞬の谷 が解消されました
 キャブ内を混合気が満たされている感じです
 混合比にとらわれていても 混合量が足りないのでは 不具合を生じます
 全てバランスです
 実走動画はありませんが 停止時のエンジン音をIphoneで撮りました
 UPしておきます